5月21日(火) 本番

今日はいよいよ撮影本番。僕の前に二人のモデルが本番を撮影する。一人目はカンフーをやる女性のモデルで、二人目はカポエラダンスをやる男性のモデル。二人ともモデル事務所に所属しているだけあってスタイルがいい。

9時半にホテルを出て、最初の撮影が始まったのが12時半。いや〜、待ち時間、長いね。午前中は身体がなまるといけないと思ったので、1時間くらいジョギングに出た。ちかくの見晴らしの良い丘の上まで登り、ロス市内を眺めた。ちょっと坂がきつくて疲れたけど、それくらいがちょうど良いかな。

昼飯食ったあと、今回の僕の撮影でフリスビーを投げるために来てくれた人とスロー練。この人は、今もサンタバーバラ・コンドルズ(レディース)の現役プレーヤーでありながら、80年代後半UPAをコンドルズが制したときにメンバーだった人でかなりの実力者。僕よりいろんなキャッチの仕方を知っていた。

スロー練して、一休みして、またスロー練して一休みしたあたりで、やっと僕の撮影に。時刻は4時半。そしていよいよ僕の撮影。最初はポラロイドで撮影し、本格的にどのポーズ、スタイルがいいか絞っていく。カメラマンが気に入ったのは、ジャンプして足の間でディスクをキャッチするポーズとか、高いところでのジャンプキャッチ、オーバーハンドスロー、サイドスローと言ったところ。

何度も、何度も繰り返し同じポーズを撮影する。スタジオ内での撮影なのでスローの相手が近く最初は戸惑ったがやっていくうちに慣れてきた。「いいね〜!」「それもう一回やって!」(英語です)とか言われるので調子に乗って、ほとんど休みなしでバンバンやった。で終わったのが6時過ぎ。

終わったころには、足がパンパンだった。こんなにジャンプすることってアルティではないからね。僕が今日最後の撮影だったので、「よし、終わり!」とカメラマンが言うと、スタッフみんなが拍手。う〜ん、これって撮影っぽいね。ほんとに撮影なんだけど。何だか想像通りで嬉しかった。

撮影後、メルローズ通りという古着屋やお洒落なブティックが建ち並ぶストリートに行ってちょっとショッピングを楽しむ。裏原宿っぽいお店やブリトニー・スピアーズ系の服を売っているお店が多い。少しだけ小物を買った。全体的にあまり安くなかったから、欲しいものがあったけど、手がでなかった。


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