9月29日(日) フュリアス、サカイがリージョナル突破!

今日はいよいよ決勝トーナメント。1試合目の準々決勝はValhalla(ヴァハラ)というシアトルのNo.2チーム。前半ちょっとてこずったものの15-8で快勝。

2試合目の準決勝はいよいよ宿敵Sockeye(サカイ)。先月末のトーナメントでは勝っているものの、ハワイでの世界大会、先々週のセクショナルズで負けているので、その雪辱の絶好の機会だ。何より、ここで勝てばリージョナルズ突破の可能性がグッと高くなる。

最初のポイントでいきなりオフェンスセットがブレイクされる。そのまま、ブレイクできずに前半を7-8のサカイリードで終了。オフェンスが点を取り合うミスの少ない緊迫した展開だ。ハーフタイムで気合を入れなおしたフュリアスジョージは、いきなり3連続ブレイクをして、10-8でリードを奪う。

ハーフタイム後に流れが変わることが良くあるが、この試合もそのパターンだ。たった5分だが、戦術を確認し直すには充分の時間なのだ。その後、11-10でタイムキャップに入り、12-10とフュリアスジョージが得点し、14点がゲームポイントに。13-11とフュリアスジョージがゲームポイントを握ってから、サカイが底力を発揮する。

ディフェンスがゴール前でブロックしたものの、最後のシュートをミスしたフュリアスジョージに対し、サカイがそこから2点連取すし、13-13に。つまり取ったもん勝ちになる。最後はフュリアスジョージのオフェンスが復活し、ミス無く得点し14-13で勝利。いやー、ハラハラしたなー。

1時間半程の休憩の後、予想通りジャムとの決勝戦。もし決勝に負けた場合、優勝したチームが準決勝で破ったチームともう1試合やらないといけない(バックドアと呼ばれる)。これは公平に順位を決めるためだそうで、決勝戦に出たからナショナルズ枠(2つ)を獲得したというわけではないのだ。だから、決勝戦も勝たないと面倒なことになるのだ。

というわけで、気合の入った決勝戦。前半からリズムを掴んだフュリアスジョージはいくつかのブレイクを奪い、8-5で前半終了。気をつけなければいけない後半開始直後も確実にオフェンスが点を加え、結局15-11でフュリアスジョージの勝利。リージョナルズ優勝だ!これでナショナルズ出場が決定。正直、JAMに勢いがあまり無かったようだ。やっぱりデイミアンを怪我(足の骨折)で書いていたのが、大きかったのだろうか。

でも、故障者はどのチームにもつきものだからね。選手層が厚いのも強いチームの条件でもある。特定のプレーヤーに頼りすぎるとその人が調子が悪い時やプレーできない時のリスクが高い。コンドルズやDoG(ボストン)はだから安定して強いんだよね。

というわけで、決勝戦で負けたジャムは、準決勝でフュリアスジョージに負けたサカイとバックドアゲームをナショナルズへの2つ目の枠をかけて対戦。この試合、寝ながら観戦していたら、ホントに眠ってしまった(-_-;)。気がついた時には13-11でサカイがゲームポイントを握っていた。この後、サカイが1点取るも、サカイのロングパスが決まり、14-12でサカイが勝利。

この結果、ナショナルズへはフュリアスジョージとサカイが進出。ジャムは痛恨の予選落ちだ。うーん、それにしてもサカイは去年に比べてかなりレベルアップしている。去年、ナショナルズ準優勝のジャムが予選を突破できないなんて、何てレベルの高いリージョン(地区)なんだろう。ハワイの世界大会9位のチームでも、ナショナルズに出られないのだ。UPAのレベルがいかに高いかということだ。

さて、最後に個人的な思いを。昨日に引き続き、僕の試合出場機会は少ない。1試合目は数ポイント。2・3試合目は出場機会が無かった。うーん、複雑だ。やっぱり、いつも頑張って練習している一つの大きな理由は試合でその成果を発揮するためであるからね。ただ、これは今回の結果がたまたまそうなったということ。一つの結果に大きく影響されてはいけない。試合に出られることもあれば、出られないこともある。大事なのはいつ出ても100%の力を発揮できるように常に準備を怠らないことだ。

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