10月16日(水) GAIAミーティング

今日は夕方6時半からGAIAでミーティング。これはフュリアス・ジョージとGAIAのスポンサーシップ契約に基づくもので、今年のユニホームのフィードバックをGAIAが得るのが目的。僕の他にも、秋田ワールドゲームズに出場したマイク、マーク、キャプテンの一人のアンドリューが参加した。

GAIAからはマットとジェイスンの二人が参加。スタイル、素材、機能などそれぞれ細部に渡って質問され、それに対して僕らが実際に使用していて感じたことなどを話すと言った感じ。

感心したのは小さな会社ながらもちゃんとしたアルティメットに特化したシャツを作ろうというコンセプトをしっかりと持っていて、僕らが話す一言一言を丁寧にメモしていたこと。

バンクーバーには小さな会社がオリジナルブランドのシャツをデザインして売っているケースが結構ある。日本だとナイキやアディダスと言った大手スポーツメーカーがどんなスポーツにも好まれるが、こっちは違う。バンクーバーにある小さな会社がエクササイズ用やサイクリング用、そしてアルティ用に特化した商品を作って、自分のお店で売っている。

これはナイキショップや大型スポーツ店が少ないバンクーバーならではなのかもしれない。テレビや街の看板でもあまり大きな広告を目にしない。ましてや、フリスビーを投げている人が全面塗りのバスなど走るはずもない。だから、大手スポーツメーカーの広告戦略に人々ははまらないのかもしれない。

日本だとある意味、ナイキというブランドのステータスがあるが、こっちではあまりそれは感じない。それよりも機能やそのもののデザイン重視といった感じだ。だからこそ、GAIAの様な小さな会社が活躍するチャンスがあるのだと思う。ミーティングは約2時間以上にもおよび、来期も同じようなスポンサーシップ契約を結び、お互い協力し合うということでまとまった。

これだけちゃんと考えているなら、やっぱりいいものは作れると思う。販売戦略さえ考えれば、日本でのブランドイメージを確立することも可能だと思うし、現に今でもそれだけのものを作っていると思う。日本のアルティプレーヤーが皆、GAIA製品を着る日も近いかもしれない。

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